メルちゃん

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\ 保護どうぶつをサポートする /
今は迎えられなくても、シェアや寄付などさまざまな応援があります
ご協力をよろしくお願いいたします

令和6年2月9日
いつもメルちゃんへの温かいご支援と心強い応援に感謝申し上げます。
突然ですが、メルちゃんの健康状態が大きく悪化し、悲しい決断を迫られることとなりました。いつ急変するか分からない状態で、入院しながら過ごす事が、メルちゃんにとって幸せな事かと考えた時、もしこれが最期の時となるならば、メルちゃんを心から愛してくれる飼い主さんの元で過ごすことが、いちばんの幸せになるのではないかと考えました。
本日をもちまして、メルちゃんのシェルターでの生活は最後となりますが、その後の様子に変化があったり、何かご報告できることがあれば、皆様に改めてお知らせしたいと思います。これまでメルちゃんに寄り添っていただいた皆様に、心からの感謝を申し上げます。

メルちゃんまたね「愛と感謝の想い出」|ティアハイムさいたま公式ブログ
http://tierheim-saitama.officialblog.jp/archives/35007202.html

【名前】メルちゃん 女の子♀
【誕生日】2009年5月31日(推定)
【犬種】チワワ
【体重】4kg

■ 受入れ経緯
2019年に保健所から受け入れた子です。その後、里親様が決定し譲渡となりましたが、飼い主様のやむを得ないご家庭の事情により、再度保護されることになりました。

■ 性格や特徴
たまに吠えることはありますが、基本的にはとっても静かでおとなしいです。お目目がくりくりしていて、とっても可愛らしいお顔立ち。しっぽをフリフリさせながらよちよちと歩く姿も愛らしいです。

■ 健康状態
健康血液検査の結果、アルカリフォスファターゼ(ALP)の値が通常の基準値15〜162から外れ、メルちゃんの場合は188U/Lでした。また、口元を触ると嫌がり、骨折の疑いがありましたが、レントゲン検査の結果、骨折は確認されませんでした。しかし、下顎の骨に異常が見られ、骨のガンの可能性が疑われています。手術が難しい場所にあり、加えて乳腺腫瘍も見つかっており、全身のガン転移の可能性が示唆されています。メルちゃんは14歳と高齢であり、あらゆる病変を摘出する手術は体に負担をかけ、術後の回復が難しいため、治療方針は検討中です。
また、左足の痛みの原因として、膝のレントゲン検査も行いました。左足のパテラはグレード4で、膝のお皿が内側にずれたまま(内方脱臼)しており、元に戻せません。高齢のため手術のリスクは大きく、寝たきりや体への負担が懸念されますので、手術は見送ることとなりました。
さらに、2019年時点で重度の歯周病により、すべての歯を抜歯しております。舌は出たままの状態で、少し使いづらさは感じられますが、お水を飲んだり、ごはんを食べることは可能です。

■ メルちゃんの今後について
希望をもって里親を募集しておりますが、健康状態が良いとは言い難く、今後も終生飼育として、愛らしい存在のメルちゃんに最善のお世話をしていく決意を固く持っております。生涯にわたりかかる飼育費用は相当なものとなりますが、責任を背負ってボランティアメンバーで負担し合いながら支えていく所存です。
皆様からのご支援は、メルちゃんだけでなく、私たちボランティアにとっても大変励みとなります。どうか、温かいお心でご協力いただけますと幸いです。お力添えいただけることで、メルちゃんにとってより良い未来を築く手助けとなることを願っています。

<実施済の医療処置>
・避妊手術
・6種混合ワクチン
・健康血液検査(ALP基準値超え188)
※外部の検査機関で行う、腎機能・肝機能・炎症・貧血などがわかる検査です。
・フィラリア検査(陰性)
・ノミダニ予防薬投与
・フィラリア予防薬投与
・便検査(陰性)
・回虫条虫駆虫薬投与
・マイクロチップ装着